JAPAN PODCAST AWARDS ノミネート

ポッドキャスト番組「デザぽ」の過去配信にて、

雑談のコーナーで、ポッドキャストアワードに応募した話をしました。

芸能人、著名人が配信する番組、その他有名なトップ番組たちの中に飛び込んでの応募です。

リスナー投票での受賞はまず無理でしょうけど、いろんな部門があるので、奇跡が起こればノミネートされるかもしれません。

0.何%くらいは可能性があるかもだけど、応募しないと0%。あきらめたらそこで試合終了ですよと配信していました。

そう、奇跡が起こりました。

デザぽが。

第5回 ジャパンポッドキャストアワード 教養部門の5作品のひとつにノミネートされました。

5作品の中から、優秀賞と、最優秀賞が選出されます。

まずメールがきたんですよ。

正直、応募から日が経過していますから。すっかりわすれていました。

ポッドキャストアワードの文字を見て、中身も読んでないのに、衝撃的過ぎて、時間がとまりました。

ポッドキャストアワードの一次選考通過だということでした。

なんだ、一次選考通過だけか、まあ、すごいことなので、嬉しいですが、ぬかよろこびはしないでおこう、と、自分に言い聞かせながらも、心臓はバクバクです。

何回も読み直しました。ネットでも調べました。

どうも一次選考通過したら、もう次は優秀賞か、最優秀賞か、ノミネートのみか、しかないとわかったときは、緊張か、恐怖か、感激か、もうわかりませんが、うそやろってくらい震えました。

過去のポッドキャストアワードのノミネート作品を調べると、誰もが知っている芸能人、著名人たちが並んでいる。なんて名誉なことだろうと、恐縮。

これも、デザぽを聴いてくれているみなさんの応援のおかげだと、心のそこから感謝でいっぱいです。みなさん、ありがとうございます。

デザぽは、「アグデザ」をリスペクトしています。ポッドキャスト番組「アグデザ」さんは、農家さんをメインに、ビジネスパーソンや同業者にも聴かれている有名番組ですよね。

はりまぜデザインの角田さんが配信しています。

まあ、これがかっこいいのと、角田くんが小学校からの友達ですから、えのさんもやれ、とそそのかされて始めたわけです。

さらに、それ以前に、もう一つのポッドキャスト番組、セブンドアーズオーナーの加地くんの番組、「セブンドアーズラジオ」に参加したことも大きなきっかけです。

よろず支援拠点で、企業の相談対応を始めたこともあります。

これらのきっかけで、初心者にむけてデザインを教えてくれる番組がない、ということから、私にピッタリじゃないかということで、スタートしました。

キャンバを使う人が増えました。オープンAIがちゃっとGPTを公開しました。アドビがファイヤーフライを公開し、アドビエクスプレスを公開しました。最近では、オープンAIが「sora」を一部公開して、プロンプトだけでAiが動画を作成するようになりました。

こんな中で、私達デザイナー、デザイナーを目指す人、自社でデザインできたらいいなとおもっている企業。

みんなが、だれでも、簡単にデザインできますよね。

そんな中で、デザインしてみたけど、うまくいかないという問題。デザインしたいけどなにから始めたらいいのかわからない。

なかには、できていないのに、いいデザインができたと思ってしまって、問題点に気づいていない。

そんな状況だからこそ、デザぽを必要をする人が一定数というか、たくさんいる、ということで続けてきました。

結果、たくさんの方に聴いていただいて、沢山メッセージいただいてきました。

さあ、デザぽの宣伝や、ポッドキャストアワードの自慢をしたかったわけでは有りません。

プロのメディアの人たちも多く活躍するポッドキャスト業界。収録も編集もプロやっている番組が多いなか

たかが1事業者、1デザイナーが、一人で原稿をかいて、しゃべりもうまくない、編集も一人、そんな番組がノミネートされているのか。

コンセプトとターゲットが時代にマッチしたからだと思っています。

逆に言うと、時代に合わせたコンセプト、ターゲットであれば、人もメディアも動くということ。

誰もが知っている大手企業の経営者でなくても、中小企業でも、個人事業主でも。

コンセプトとターゲットが時代にマッチした時点で、メディアが動くんです。

言い換えると、地域の地方紙、地域新聞、地元ラジオ、地元テレビから始まり、関西や関東のエリアテレビ、全国放送のTVや新聞まで、取材が来るということ。

それこそ、デザぽがリスペクトする、アグデザの角田さんが、日本中から仕事の依頼、セミナーの依頼、新聞掲載が大学での授業を行っているのもそう。

もっとわかりやすいのは、加地さんのやっている雑貨屋の、セブンドアーズがたくさんのテレビ取材を受けているのもそう。

自分みたいな個人事業のちいさな商店に、テレビが取材にくるはずないやんか、とおもっちゃいますよね。

でもメディアは、取材先を探しています。私達が思っている以上に、取材先を必死で探しています。

お、ここの商店、おもしろいことやっているな。しかも今、社会ではこんな問題があるから、見る人に響くかもしれないな。

みつけたら、電話かかってきます。

実際にセブンドアーズは、シャッター街になった商店街に、ぽつんとおしゃれな雑貨屋をつくって、どんどん商店街を活性化しました。そこにメディアが注目しました。

取材が殺到しました。

デザぽはすごいとか、これからメディアが殺到するとか、そういう話ではなくて、みなさんも、まずはデザインをはじめて、デザイナーになって、その後、どうやって仕事をとっていくのか

他のデザイナーと同じで、ご飯が食べていないわけではありません。

でも、「よし、こんなコンセプトとターゲットで、あたらしい動きもやっていこう」。こういうことを考えていただければ、他のデザイナーから一歩先に進むことができるんじゃないかなと思っています。

もうひとつ、大事なことがあります。

時代がマッチするという件。

これは時代が後からマッチした、ということです。

別にデザぽが最先端で、あとから時代がついてきた、とはいいませんが、実際、デザぽを始めて以降、時代のながれとして、自分でデザインするアプリが充実し、AIが充実し、デザインに挑戦する人が増えています。

冒頭に話した、キャンバが本格的に使われ始めて、チャットGPT、アドビエクスプレス、などなど。

ありがたいことに、みんながデザインの知識が必要と思ったときには「デザぽ」がすでにある、という状態でした。

今、時代がこれだから、ここに合わせたコンセプト、ターゲットを設定する。これも正解ですが、

より理想的で、結果を生み出せるのは、まだ無い、少ない、またはまだ言っていない、打ち出されていないものをコンセプトとターゲットとして、最初に打ち出すこと。第一人者として認識されること。

これがとっても大事だと思います。

芸術家がわかりやすい。

一貫した絵を書き続けていました。ずっと絵が売れませんでした。ある時認められて、爆発的に売れました。

これは後から時代がマッチしたということ。

そのまま時代がマッチせずに終わることも多いです。

デザぽも調べてないですが、一番ではないはずです。

デザインを学べるところが、それこそ、学校、ブログ、動画、いくらでもあります。

ポッドキャスト番組には、明確にはなかった。または少なかった。

デザぽはデザインを学べることがひと目で分かるように、ネーミングも、タイトルも結構考えて作っています。だから日本という国家から、紫綬褒章(しじゅほうしょう)にノミネートしたわけではなく、ポッドキャストからのノミネートのお話があがってきたと思っています。

デザイナーとしての自分自身のお仕事について、

時代にマッチしたコンセプトとターゲットを考えてみましょう、というお話でした。

追加の報告です。

2024年3月に、東京、有楽町での「JAPAN PODCAST AWARDS」の受賞式典に出席してきました。

結果は、受賞ならずということで、ノミネートのみに終わるという残念な結果ではありましたが、大変素晴らしい経験をさせていただきました。

来年のノミネートと受賞を目指しながらも、粛々と配信を続けていきたいと思います。

応援していただいた皆様、本当にありがとうございました!

今後とも、デザインがしたいひとのためのポッドキャスト「デザぽ」をよろしくお願いします。

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